2010年11月07日|房国の『興味津々旅に出よう』
今週末は四谷にある、東京おもちゃ美術館で「森のめぐみの子ども博」にスタッフとして参加してきました。
この企画はもともと森林文化アカデミーの木育カリキュラムから始まったもので、僕も今年一年関わってきました。
なかなか形が見えてこず、本当にできるのかなと不安に思う時期もありましたが、アカデミーの松井先生や山口先生をはじめ、皆さんの努力の結果、無事この日を迎えることができました。
場所となる東京おもちゃ美術館は廃校となった小学校です。
特に今回設営する体育館は100年以上前に講堂として建てられたものでした。
そこに様々な資材を搬入します。
東京の真ん中に森を感じられる空間をつくります。
昼から始めた準備も気が付けは夜の8時を回っています。
疲れましたが・・・。
準備後の懇親会では北海道、青森、長野、宮崎、東京の皆さんと大いに飲んで語り合いました。
明けて、6日。
スッキリとした秋晴れの中、たくさんの親子連れが来てくれました。
木のブロックで遊んだり、おもちゃ作家の作ったおもちゃを手に取ったり。
全国のおもちゃインストラクターの皆さんも集まって自作のおもちゃを売ったり、おすすめおもちゃを展示したり。
校舎全体が「おもちゃ美術館」「おもちゃフォーラム」「森のめぐみの子ども博」という3つのゾーンに分かれていて広いし、大道芸人なんかもいて十分大人でも楽しめたはずです。
6日7日と二日間に渡って開催される今回のイベントですが、あいにく僕は土曜日しか参加できませんでした。
その中でも普段手にすることのない木を手にとって遊ぶ子供たちの驚きや感動に満ちた笑顔を見ことができてとても嬉しかったです。
難しいことを言うつもりは全然ないのですが、木に触れることで色・形・匂い・触感など五感を養ってもらいたいです。
このような取り組みが今後も続いていくように山共としても全面的に協力していきたいと思っています。