2009年12月21日|房国の『興味津々旅に出よう』
この週末、東京に来ています。
学生時代にやっていた能の部活、学習院大学観世会部の60周年記念公演に出演するためです。
能の舞台に立つのは10年振りで、あまり人に見せれるようなものではなかったのですが、沢山の先輩や後輩に会えて嬉しかったです。
それにしても先輩方(特に還暦も過ぎた大先輩方)は仕事でも大きな責任を持ちつつ、ずっと能をプライベートでもお稽古されていたりして、頭の下がる思いです。
パーティの席上で学習院女子大の永井学長がおっしゃってました。
「これからの学習院がどうあるべきか、これからの社会がどうあるべきか、そのために自分はどうあるべきかを考えてこれからも頑張ってください」
今の時代、自分さえ良ければいい、とか、難しいことは考えたくない、という人が多い中で、社会と自分との関わりを真剣に考えなければいけないことを真正面からおっしゃられたその言葉にとても感動しました。
学習院はもともと皇族・華族といった人たちが通うためにつくられた学校です。
今ではほとんどの人が一般の人たちですが、その根底には社会・国・世界に対する責任を誇りを持って考えている素晴らしい学校だと思います。
旧友との再会を楽しみつつ、人間的にも先輩方に負けないように頑張ろうと思った次第です。
明日からは瑞穂市で2日間の研修です。
沢山の事を学んできたいと思います。