2010年01月23日|房国の『興味津々旅に出よう』
今日は村雲建築さんで自宅を新築中のYさんが山共にいらっしゃいました。
家の構造材となる地松(国産材松)、米松、杉の材料をご覧になり、
「こんなに木材を使うなんて思わなかったよ」
と驚かれていました。
「これを見てよ」
とYさんがアルバムを見せてくれました。
そこには前の家の解体から始まり、地盤改良やコンクリート基礎の工事の写真が整理されていました。
この時点でもう1冊分にもなりそうな勢い。
僕とYさんも写真を撮り、
「これが次のページに載るんだよ」
とおっしゃっていました。
まるで子供のアルバムを作るような、
子供の成長を見守るような、
何とも言えない楽しさ、
嬉しさ、
ワクワク感。
僕は常々家作りってどれだけ愛情を持てるか、だと思っています。
今の世の中はなんでも使い捨ての世の中で、買った時が最高の状態。
悪くなって痛んでくるとメンテナンスもせずにすぐに買い替えてしまう。
でもそれじゃ何も残らないし、寂しいじゃないですか。
同じ家を同時に建てた別々のお施主さんがいたとして、
その家に対する愛情のかけ方で10年後、20年後、30年後の家の姿は全然違ったものになってくると思います。
僕はいつまでも永く、できれば何代にも渡ってその家に住み続けてほしいと思っています。
そのために、いつも山共にできる最高の材料をご用意させていただいております。
でも家は作り手側だけの努力ではそういった永く住める家にはなりません。
特に家が建った後は、そこにお住いになる方次第だと思います。
Yさん、今回の家作り、とことん楽しんでくださいね。
そこで生まれる愛情・愛着が、
これから始まる新居での幸せな生活につながっていくと思いますよ。
最幸の笑顔!! Yさんご夫婦ご一行様