2010年02月14日|房国の『興味津々旅に出よう』
今日は輝節さんの建築現場を見に春日井市のY様邸に行ってきました。
増改築ですが、構造材の木材はもちろん、山共の天然乾燥の東濃杉です。
現場に着くと、さっそくちしお会(輝節下請け業者会)の仲間、植村君が解体した土?をダンプに運んでいました。
お疲れ様です!!
「大工さんたちも中におるよ」
とのことで、中に入り、ハシゴを使って2階に上ると大工の山本さん、シゲさんがいました。
「やっと二階の桁をかけたよ」
と山本さん。
二階桁の下は一階の天井です
こうして増改築の現場を見てみると面白いですね。
元の家は30年ほど前に建てられたらしいですが、当時の大工さんの仕事が良くわかります。
どんな材料を使ったか、どんな刻みをしたか、どんな組み方をしたか・・・。
材料は桧や地松を使ってるようでしたが、まだまだ使えますね。
壁は竹を編んで、それに土壁を塗っています。
そういった竹なんかも全然痛んでないんですね。
新旧合作!!
増改築がし易いところも木造の良いところです。
経年による多少の狂いはあるようですが、そこは大工の腕の見せ所。
こうやってメンテナンスや手を加えながら何十年にも渡って家と付き合っていく、というのが大事なことだと思います。
これからどんな家になっていくか、楽しみです。