2010年02月28日|房国の『興味津々旅に出よう』
この日は韓国の古い伝統家屋「韓屋」を見ます。
昨日から来ている3人に加え、東大大学院に留学している韓国人のSさんと一緒に「北村」と呼ばれる地区に行きました。
ここは古くは王朝に仕えた役人の人たちの住んでた所らしく、今でも普通に人が住んでいるそうです。
韓国ドラマの撮影現場に遭遇。
「振り返らずに歩いて」の言葉に一同緊張。映ったかも??
ペ・ヨンジュンも訪れたらしい家屋。ツアー会社のオフィスとして使われています。
改築中の韓屋。木は松を使っています。
現在韓国では韓屋をもう一度見直す空気が高まってきているらしいです。
日本の「長期優良住宅」みたいなものでしょうか。
なにしろ今の韓国で、新築物件の中で木造一戸建てが占める割合は5%ほど。
日本では約50%なので、いかにその比率が低いかがわかります。
確かに町を見回しても全然一戸建ての家がありません。
ほとんどの人がアパート・マンションといった集合住宅に住んでいるのです。
「北村」を後にし、金浦空港へ。
ここで東大のA先生とI先生を乗せ、昨日行ったCOEXへ。
ここで更に岐阜からの第2陣を加え、更に更に東大の学生達も加わり、大所帯にてハウジングフェアの展示を見て回りました。
子供の遊具?
ベルサイユ宮殿?
これがホントの「シャッター街」
家作りにまつわる、ありとあらゆるものが展示されています。
先日アメリカのハウジングフェアを見てきたKさん曰く、
「アメリカよりも大きいイベントだよ」
とのこと。
全部回るだけで、足が攣りそうです。
でも・・・
あまり木材は見かけません。
韓国の人はあまり木材に魅力を感じないのかなぁ。
夜はみんなで骨付きカルビを食べました。
チャミソル(焼酎)も飲みました。
ホテルに帰ってからは、Hさんと部屋でウィスキーを飲みながら林業について色んな事を話しました。
この旅行、今までできなかったこうした深い話をできるというのも大きな収穫の一つです。