2008年06月29日|房国の『興味津々旅に出よう』
今、山共では「間伐体験」を企画しています。
今日はそのプレ版という感じで実際に企画してみました。
参加したのは東白川若者勉強グループ「ビジネスラボ」と多治見の勉強グループ「桔煌会」のメンバーとその家族友人たち。
そして東白川村森林組合の森林インストラクター・小森君を含めた15名。
実は山共主催とは言いながら「ビジネスラボ」や「桔煌会」のメンバーには立ち上げの段階から一緒に企画を練ってもらっています。
今回のプレ版で色んな課題を見つけることが出来ればいいなと思っていました。
と思っていたらいきなり課題にぶち当たりました。
昨日から降り続いていた雨は朝には上がるどころか、ますます強くなってきていました。
雨の事はあまり想定していなかったのですが、これは確かに重要な案件です。
とりあえず多治見の皆さんは予定通り来てくれるというので、今回は間伐体験とクラフト体験の2本立てということにしました。
・間伐体験
雨が降りしきる中、男性5名女性1名で今回の拠点となった「伝承の館」を出発。
現地に到着し、インストラクターの小森君から間伐の意味や作業の仕方を習います。
その後、あらかじめテープが巻かれている伐るべき木を各々で伐っていきました。
今回の作業は全て手ノコです。
はじめは胸高直径10cmに満たないくらいの細い木でしたが、やってみるとかかり木(伐った木が他の木に引っ掛かって倒れないこと)になったりして、なかなかスンナリとはいきませんでした。
細い木を一人4本くらい伐った後には、胸高15cmくらいの少し太めの木を伐ります。
倒したい方向に垂直に受け口を作り、反対から追い口を入れていくと、徐々に木が傾きだします。
更に一人が伐りながら、一人が押していくと木は「イイ音(表現できないなぁ)」をたてながら倒れ、一堂歓声と拍手。
伐った木の年輪なんかを見て、木を育て使っていく事の大変さを実感しました。
・クラフト教室
木工の端材を切ったりピタガンでくっつけたりしながら「写真立て」や「ネームプレート」、「飛行機」など思い思いのものを製作しました。
親子でワイワイ言いながら作れたみたいで良かったです。
また、みんなで「バターナイフ」を作ったり、間伐チームが山から持ち帰ったコケで「コケ玉」を作ったりと、大人の方が創作意欲がかき立てられてハマっていたようです。
お昼には地元特産の「朴葉寿司」や参加者の皆さんが持ち寄ったお弁当を囲炉裏を囲みながらおいしくいただきました。
作業を終えた皆さんの顔はとても生き生きとしてました。
今後は今日見つかった課題やアイデアをまとめて、いいプラン作りをしたいと思います。
皆さん、お疲れ様でした!!
多分柴田君のブログ「Cool&Heat」にも今日のことが書かれると思いますので、そちらもご覧下さい。