2008年10月30日|房国の『興味津々旅に出よう』
最近は環境意識の高まりから「植林」「間伐」という言葉はかなり耳にするようになってきましたが、「間伐」がなぜ必要なのかということがまだまだ分からない一般の方が多いと思います。
間伐は生えている木を間引きする作業ですが、ここで間伐をするメリットを箇条書きにしてみます。
・間伐した木材を使って製品を作れる。
・残った木は周りに競争する木が少なくなり、陽の光りや土壌の栄養をより得ることによって丈夫で大きな木になる。
・陽の光りが土壌にも差し込むようになり、新たな植物が生える。
・虫や動物たちが生息できる。
・たくさんの枯葉や根が土壌の流出を抑え、水を蓄える。
こういったメリットがあります。
これは特に人工林(人が植林をして育てている山林)に必要な作業ですが、人間の経済活動にとっても動植物、環境にとっても大切な作業であることがお分かりいただけると思います。