2010年10月07日|房国の『興味津々旅に出よう』
ここのところ赤松の梁丸太の注文がよくあります。
「東濃杉の山共」ではありますが、
密かに赤松も扱っているんですよ。
赤松はこの辺りだと自然に生えている、いわゆる天然木しかありません。
それでも以前は不自由なくありましたが、
松枯れなどがはやり、
本数も少なくなってきました。
また赤松の伐採は基本的に冬場しかしません。
松の根から松茸が生えることからもわかるように、
菌類と相性がいいらしく、
夏場に伐るとすぐにカビが入ってしまって木肌が青くなってしまうのです。
ですから冬に伐採し、
冬に製材し、
そして雨の当たらないところで乾燥させていく。
結構手間もかかるのでそこそこのお値段もしますが、
松の梁丸太のある家、
これぞ日本家屋って感じで僕は大好きです!
倉庫の隅で出荷の時を待ちます・・・松(マツ)だけに。