2010年11月30日|山共の『地域の林業・製材加工!』
11月22日~23日、和歌山県高野山へ。
山共のコンサルをしてくれているトビムシ主催の国産材林材業ビジネスセミナー&スクール経営研究会がここ、高野山で行われるのです。
なぜ高野山かといえば総本山金剛峯寺山林部もトビムシがコンサルをしており、ただ今ブランド材「高野霊木」を展開中。
ここに東西の林材業を営む者たちが集い、情報交換と懇親を深めようという企画なのです。
朝、岐阜を出発し、大阪から南海鉄道で高野山へ。
どんどん険しい景色となり、最後はケーブルカーで上がっていきます。
まさしく秘境の地。
周りはちょうど紅葉してきており、雲海の中に山々が浮かんでいます。
今回我々が泊まるのは宿坊・龍泉院。
高野山には各地から参拝に来る信徒のためにこのようなお寺兼宿坊が50以上あるとのこと。
この龍泉寺も1000年以上歴史のあるお寺なのです。
こんなところに普通泊まれないです。
正直、プライスレス!!
荘厳な佇まい。
長~い廊下。
こんな庭、欲しい!
落ち着いた後は金剛峯寺へ。
中には金剛峯寺の山林から伐りだされた樹齢800~900年の杉の輪切りが。
どうやって伐ったかが不思議なくらいです。
階段の上に人がいるのが見えますか?
写真だと伝わりにくい、この大きさ・・・。
案内していただいた龍泉院副住職兼金剛峯寺山林部部長・楠さんのお計らいで、とっくに閉館時間を過ぎているのに色々入らせてもらいました。
夜は一杯飲みながらの語らい。
楠さんに高野山の歴史から始まり、現在の山林部の取り組みを教えていただきました。
その後、参加者同士での懇親会です。
ずっと体調が良くなかった僕は遅くまでお付き合いすることはできませんでしたが、とても楽しいひと時でした。
翌朝6時に起床し、朝のお勤めです。
住職やお坊さんがお経を読み、僕らは正座して聞いています。
はっきり言って僕は無宗教であり、よりどころとする神様も持っていません。
だから盲目的に神様、仏様というつもりは全然ありません。
ただ、この高野山の地には100以上のお寺があり、何百何千人もの人が1000年以上も毎日欠かさず平和への祈りををしてきたことを思うと、
そのパワーというのは、
もしかして、本当にありえない奇跡を起こすくらいのものかもしれないなと感じました。
精進料理を食べ、龍泉院を後にします。
そして、高野山といえば弘法大師。
弘法大師といえば書。
というわけで写経体験をします。
昔から字が下手な僕。
何とかうまく書きたいと思って書いてるとなかなか書き進まず、
一番最後になってしまいました。
昔の人って他にそんなにやることもなく、
とにかく一日何時間も字を書くのが日課だったんでしょうね。
そりゃ字もうまくなるわ、と思いました。
さらに高野山といえばお墓。
名だたる歴史上の人物の中でも確実にチェックしておきたいのはもちろん・・・
織田信長!!
こんなに小さく、地味になっちゃって・・・。
そして、意外と近くに・・・
明智光秀!!
この光秀の墓、真ん中の丸い石を何度替えても割れてしまうらしいんです。
腹を切って果てた光秀の思いが今なお生き続けているとも言われているそうで・・・。
金剛峯寺の前には高野霊木で作られたモデルハウスがあります。
高野山詣に行かれた際は是非お立ち寄りください。
さて、高野山に行って思ったこと。
とにかくその歴史。
宗教、寺、林業・・・あらゆるものの歴史が僕らの日常と一桁二桁違います。
そこをうらやましくも思いつつ・・・
まてよ?
確かに高野山とまではいかないかもしれないけど、僕らの地域にも会社にも歴史はあるじゃないか。
それすらも僕はちゃんと分かってないわけで。
まずは足元。
自分の地域、自分の会社はどんな歴史があり、
どんなところなのか。
それをしっかり勉強して、知ろう。
そして伝えていこうと思いました。
参加しされた皆さん、ありがとうございました!!
どうか風邪をひかないように!!
一年に一度は行って魂の洗濯をしたくなる、そんな場所でした。