先週末は梅香る水戸に行ってきました。
日本木材青壮年連合会の「児童・生徒木工工作コンクール全国審査会」があったためです。
僕は今年、この木工工作の委員をしています。
会場となった茨城県福祉会館には県内審査を通過してきた約100点の作品が並びました。
その中から11名の審査員によって文部科学大臣賞、農林水産大臣賞をはじめとして各賞が選出されます。
このような場に出たのは初めてだったので、こういう風に決まっていくんだぁと勉強になりました。
それにしても作品は、さすが県予選を勝ち抜いてきたことだけはあり、どれも見ごたえのあるものばかり。
発想の豊かさに驚かされるもの。
素朴な風合いにほほえましくなるもの。
すごい手間暇をかけて、とても僕には作れそうにないもの。
小学生、中学生といえど、そのクオリティに驚きの連続でした。
子ども達が木に触れながら、ああでもないこうでもないと試行錯誤している姿を想像すると、このイベントが持っている意味の大きさを改めて実感しました。
準備や前夜祭を通して茨城県の皆さんと交流もできました。
皆さん、温かい人たちばかりですね。
そして日木青会長曰く、
「根性のある」人たちばかり。
展示や配送など、色々と時間のかかる作業も大人数でテキパキこなしていきました。
今回木工委員長だった益子さんは
「とにかく人だよ。みんなが協力してくれなきゃ何もできないんだから」と、とにかく周りに感謝していました。
僕にとっては初めての水戸でしたが、全国津々浦々で木材業界の仲間たちが活躍している姿を見て、大変心強く、また自分も負けてらんねぇな、と思いました。
審査会の様子。
子ども達の力作が所狭しと並び、厳選なる審査が行われました。