2011年06月25日|山共の『地域の林業・製材加工!』
6月22日。
「第1回産地共催交流セミナー」です。
これはうちがコンサル契約している㈱トビムシが主催したセミナー。
トビムシ主催とはいえ、メインの内容は大阪で共に学んでいる木材関係7社による自社製品販売のプレゼンです。
新たな国産材時代の到来の中で、
「新たな産地間競争(賑わい)の幕開け 元気な産地 小さなメーカー合同企画」を合言葉に3ヶ月ほど前から計画してきました。
メンバーは、
島根県の地松メーカー 竹下木材
和歌山の高野霊木 トビムシ高野山事務所
兵庫の間伐材・小径木 木原木材店
三重の桧メーカー 丸栄製材所
岡山のニシアワー 西粟倉・森の学校
奈良・吉野美林 谷林業部
岐阜・東濃杉 山共
といったこの人たちを知らずにこれからの木材業は語れないでしょう、と言わんばかりの今をときめくメーカー揃い。
告知期間が短かったにも関わらず、会場は約40社の工務店、木材流通業、果ては行政関係者も含め満員状態でした。
午前11時半、メンバーたちはマイドーム大阪の1階カフェに集結。
ランチを食べながら、プレゼンの順番をくじ引きで決めます。
このゆるさ・・・いえ、ゆるさではありませんね。
どこでふられても対応できるようにみんな鍛えられているので動じないのです。
そして展示物搬入開始。
皆さん、メチャメチャ凝ってましたねぇ。
「こういうこと初めてなんで」と言ってた谷林業部さんは木の枝とかで什器を作ってらっしゃって。
木原さんの「ヒノキジーンズ」も欲しいなぁと思いましたし、ニシアワーさんや高野霊木さんはやっぱ手慣れとるわぁという感じです。
私はポスター2枚と、弊社の内容紹介を集めた50P編成のブック2冊。
展示と言えるのはこれだけ。
でもいいのです。
プレゼン頑張るから、これで充分です。
それと参加者へのプレゼントとして情報誌と資料、さらには東白川村のペット茶。
このペット茶50本をスーツケースに詰め込んで持ってきたから、重いのなんの。
駅での階段の上り下りは本当に心が折れかけました。
シ、シンプルすぎますかねぇ?
さて、設営も終わり、参加者を入れてセミナー開始。
プレゼンメインですから、セミナーというよりビジネスマッチングのようなものですかね。
各社プレゼンはそれぞれの個性が光り、面白かったし勉強にもなりました。
もちろん私も頑張りました。
会社紹介の動画に始まり、会社概要、製品紹介、サービスの紹介など20分という限られた時間内にどう伝えるかを工夫したつもりです。
プレゼン中、時には「おぉ~」という声、時には笑い声が聞こえ、話が伝わっている感があり、とてもやり易かったです。
休憩時間中にはたくさんの人が名刺交換に山共ブースを訪れてくださり、実際に今後のビジネスにつながる話もできました。
パワーポイントはプレゼンの必需品、私もだいぶ慣れました。
参加者は皆さん意欲的な方たちばかりです。
セミナー後の懇親会でも、主催者メンバーはもちろん参加者の方もたくさん残っていただき、更に盛り上がりました。
いい話を沢山いただいたので、これからしっかり連絡を取って一過性のものにしないようにしていきたいと思っています。
懇親会は立食。情報交換から具体的なビジネスの話までガンガンに盛り上がってます。
というわけで走って書いてしまいましたが、大阪は熱かった!
そして次に繋がる可能性をすごく感じたセミナーとなりました。
参加者の皆さん、ありがとうございました!
そしてメンバーの皆さん、トビムシの皆さん、さらにはインターンや林業女子の方々、お疲れ様でした!