2011年09月27日|太一の『俺流堂々つらぬこう!』
現在、GYAOというヤフーの動画サイトにて放送中の「火天の城」を鑑賞しました。
物語は熱田の宮大工、岡部又衛門が信長に命ぜられ三年で丸ごと山を城にしろと、あの安土城築城までを描いた映画である。
僕は、意外と歴史が好きでしてこういった作品には目がないのよね。
映画の中で主人公演ずる西田敏行さん(又衛門)は、とても木を大事にしている場面が随所にあった、その中で「一本一本の木の声を聞くんじゃ」「南側で育った木は城の南側の材料として使え、そうすればどんな風雪にも耐え1000年2000年と時を越えいき続ける」
これを聞いたときは、すごく感動しました。
現に僕は木を扱う仕事に携わっていて毎日何気に数十本、数百本もの木を製材して恥かしながらそんな風には思ってませんでした。
以降少しながら木に対する見方が少し変わったかな....
この木節が多いな、おそらく南側の木じゃないのかとか、この木どの方角で使われるのかなとか。
そしてこの映画の見所はなんといっても安土城を支える通し柱の場面、そのために又衛門は、ヒノキを探しに木曽へ行き長さ八間、二尺五寸角の樹齢2000年を越えるご神木とも言える木を、当時まだ敵地であった木曽へ一人で乗り込んで何とかそれを頂くに行く場面。
ヒノキなんてどこにでもあるような気がしてたけど、やっぱ木曽ヒノキが選ばれるところを見ると質も香りも耐久性もどこをとっても最高なんだなという気になった。
今回のこの映画でいろんな事を思わされました。
皆さんも興味があったら見てくださいね。
長さ八間、二尺五寸角?今の数字にすると長さ16メートル、75センチ角?って言うこと?
わからないことは、房国くんに聞きましょう。
ではバイナラ!