2011年11月09日|
こんにちは、田口房国です。
最近はお陰様で製材も忙しく、
私自身も予定がない時は製材機に乗って製材作業をしています。
今日は天然乾燥東濃杉の挽き直し。
乾燥した木材は曲がったりすることが多いので、
弊社では出荷直前に挽き直し(2度挽き)した後、
プレナーで仕上げて出荷いたします。
露天での天然乾燥で表面が黒ずんだ木材を製材すると
中からキレイな色の肌が現れます。
未乾燥状態ではこげ茶のような色をした赤身も、
乾燥するとピンクに近いような色になりとてもキレイ。
今日挽き直しをした木材は私自身が見てもとてもいい状態になっていました。
ケータイカメラではうまく伝わらないかな?
近くにいた工場長の忍君を呼んで、
「すごく良い感じになってるよ!」
と話したら、
「結構いいら?」
と、彼もとても嬉しそうでした。
木材というのは一本一本個性があり、
全部が全部うまく、キレイに仕上がるとは限りません。
そこが我々製材屋にとって一番苦労するところ。
毎日が試行錯誤の連続です。
そんな中、自分でも感動するような出来栄えの物が作れた時、
本当に嬉しいのです。
普段、私はそれほど自社の材料を必要以上に褒め称えないのですが、
今日ばかりはブログで報告したいと思いました。
「全部こういう感じなら、絶対この会社は潰れないんだけどなぁ。」
と、工場長と笑いながら話しました。
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2011年10月31日|
林業女子会@岐阜の初めてのイベントが無事終わりました!
その様子をお伝えします♪
(スタッフ小田さん作:アップルパイ♪)
終日いいお天気に恵まれ・・・・・
参加者10名は、林業に関わりのある仕事に携わっている方、旦那様が林業家の方
山が好きな方などなど。
岐阜県森林文化アカデミーの演習林にて
杣歴7年の林業女子・寺田さんの伐倒を見学。
参加者はロープを引きます。(斜面の上側に倒したいので)
寺田さんのレクチャーにみんな真剣!
華奢なのに、かっこよすぎな寺田さん❤
ロープを引いてる人に木が倒れてこないように、このように↓するんですねぇ。
みんなもノコギリでやってみよう♪
一仕事を終え、お腹ペコペコ・・・・・
お昼ご飯は鹿肉のカレーでした♪(写真は忘れていて、ありません)
その後、林業女子会@京都さんが作られたスゴロクをしました。
林業と恋愛の両立(?)をする物語です。
ゴール手前で振り出しに戻ったり・・・・なかなか簡単にゴールできません。
そしてゴールに書かれていたのが
「振り出しに戻りましょう!木を伐ったらまた植えて、ずっと繰り返すのが林業!」
林業とはそういうものですね~。
そして女子といえば・・・お菓子の持ち寄り(笑)
スタッフがそれぞれお菓子を持ち寄ってみんなで、坂下町の栗茶でお茶タイム!
参加者同士も楽しくおしゃべり♪
最初の写真のアップルパイをはじめ
手作り率が高め!さすが女子ですね~♪
参加者同士も楽しくおしゃべり♪
最後のお守り作りも、みんな真剣!
木端を磨いて、クルミを潰して出たオイルでピカピカに磨き上げ
自分だけのオリジナルペンダントを作って頂きました。
盛りだくさんな内容でしたが、あっという間の1日でした!
参加して頂いた皆様にも喜んで頂けて
私たちスタッフもみんな笑顔で楽しいイベントになりました♪
次回11月20日に第2回イベントを既に予定しているので
内容はまた近々告知させて頂きたいと思います!
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2011年10月29日|房国の『興味津々旅に出よう』
お久しぶりです。
しばらくブログ更新が滞っていましたが、私は元気です。
元気すぎて、先日海外に行ってきました。
今年、初の海外旅行は昨年も行った「上海」です。
「お仕事ですか?」と聞かれますが、
すいません、
完璧に観光です・・・。
それでは、写真と共に振り返ってみます。
今回は初めて旅行会社のツアーというものに参加しました。
私達のグループは多治見の勉強会メンバー3名と、
東白川村の後輩を含めた5人です。
どの建物も非常に個性的。
何かのパンフレットに書いてあったなぁ。
「個性がなければ上海じゃない」
そして上海雑技団。
初めて見て感動!!
写真ではすごいシーンは映っていません。
なぜか?
写真を撮るのも忘れちゃうくらい凄いからです。
でも公演終了後、演技者たちがロビーで必死にDVDを売っている姿を見て、
なんだか切なくなりました・・・。
蘇州。
今回行ってみたかった場所の一つです。
古くからの街で、東のベニスと言われているように水路が張り巡らされています。
「蘇州夜曲」という歌で歌われている、「鐘が鳴ります 寒山寺」では、
観光客たちがガンガン鐘を鳴らしていました。
終末の上海は特に夜景がキレイです。
高速道路下も写真のようにライトアップされていて、
車で走っているだけでテンションが上がります!
ツアーなので基本的に食事はレストラン。
美味しかったし、上海ガニも食べれて嬉しかったのですが、
それだけではつまりません。
後輩の明世君と夜の街に繰り出し、
現地の人達が集っている居酒屋で訳も分からず料理を注文。
何かすごいのが出てきた・・・。
四角い鍋に、
こんがり焼けた魚(ナマズ?)。
その上にたくさんの野菜と唐辛子と、
溢れんばかりのパクチー。
か、辛すぎるっ!
太辣了!
でもおいしい!
特に中国のお茶「王老吉」が辛い料理にメチャクチャ合います。
やっぱりこういうものを食べないと中国に来た気がしませんね。
豫園エリアでお決まりの観光。
獅子の置物にまたがって、傍若無人な振る舞いは日本の恥?
いえいえ、中国の人もここで写真を撮っているのです。
さてさて、2回目の上海という事で多少の中国語がしゃべれて、聞き取れるようになったので嬉しかったですね。
両替を頼んだら台湾元を渡されるという詐欺に遭いかけましたが、中国元と台湾元の違いももちろん分かります。
少しずつ慣れてきた実感を持てたのが嬉しかったですね。
それにしても、中国人はたくましい。
「自己責任」とでも言うのでしょうか。
日本は法律も含めて、とにかく守ってもらえます。
危ない事はやっちゃダメ。
みんな平等でないとダメ。
規制でがんじがらめです。
金持ちの「温室育ち」とビンボーな「野生育ち」?
こういう認識もちょっと違いますね。
なぜなら日本人は今や「ビンボーな温室育ち」になってしまったのですから。
海外へ行っていつも思う事。
日本の静かさ、寂しさ、テンションの低さ・・・。
そして、だからこそ、頑張らなきゃという決意。
次はどこへ行こうかな。
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2011年10月18日|
林業女子会@岐阜では10月29日にイベントを行います♪
その名も「森女(もにょ)カフェ」
伐採体験からヒミツのお肉のカレー
ゲームに林業ガールズトーク・・・・・と盛りだくさんな内容となっております。
チラシはこちらからゲット★
(弊社にも置いてあります)
↓↓↓申し込み・お問い合わせはこちらへお願いします↓↓↓
共催:ぎふ森林づくりサポートセンター http://gifu-mori.org/
場所:岐阜県立森林文化アカデミー(美濃市曽代) http://www.forest.ac.jp/
参加費:2000円
服装:すべりにくい靴・よごれてもいい服(長袖長ズボン)
持ち物:申し込み確認時に詳しくお伝えします!
(集合場所の地図や日程なども合わせてお知らせ します)
申し込み方法:メール ringyoujosikaigifu@yahoo.co.jp
電話 0575-31-2122(ぎふ森林づくりサポートセンター受付)
※火曜日~日曜日 10時~17時まで
申し込み項目:名前・生年月日・住所・携帯電話番号・メールアドレス
締め切り:2011年10月21日(金)まで
弊社にご連絡頂いても構いません!
林業に興味のある女子はぜひぜひ集まれー!!
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2011年10月12日|
昨日の秋晴れの中、お義兄さんの家の建前があり、お手伝いに行ってきました♪
私の旦那さんは大工で
お義兄さん、お義父さん、お義父さんの弟さんも大工という一家です。
という訳で身内や親しい仕事仲間が集まりました。
そして弊社の構造材と羽柄材一式を使ってくれました!
土曜日に土台伏せをしていたところ↓
眺めの良い場所です♪
もともと建前や工事、工場風景マニアな私!
ずーっと見ていたかったところですが
お昼ご飯や夕方の一杯の準備を手伝いながら、コソコソ写真を撮りました。
8時に建前スタート!
柱なんて、あっという間に建っちゃいます♪
玉掛けをする人とレッカーさんの的確な材出しで
みんな無駄な動き1つありません。
建前風景を見ていると、すごく不思議な感じがしました。
事前に打ち合わせした訳でも図面を見る訳でもなし。
大声での指示などなく、みんなが自分のやる事を淡々とこなしていく繰り返し。
各々が別々の事をしているように見えて
どこかで繋がって完成に向かっています。
弊社で製材した木材が組立てられ「家」になっていくのを見られるのは
感慨も一入です。
今回、東白川村が運営するフォレスタイルを利用した家作りということで
上棟式では、東白川村長と東白川村建築組合から
土台や柱を始め、色々な特典が貰えちゃうんです!
予定の屋根まで終わり、あとはみんなで乾杯☆
滞りなく、無事終了しました。
配管工事の関係で完成は来年と、ちょっと先ですが
どんな家になるか、今からとっても楽しみです♪
そのうち私も自分たちの家が欲しいなぁと、やっぱり思いました!
ところで、最近よく思うのが大工人口減少ということです。
プレカットなど効率のよいシステムや、木造住宅そのものの減少で
大工さんの仕事自体も減っていると思うので一概には言えませんが。
ある統計では1980年代100万人だった大工さんが今では40万人をきるということ。
その中でも50歳代の大工さんが、今の木造住宅を支えているので
今年31歳の旦那さんが、現場で最年少ということがほとんどで。
このまま大工さんの高齢化が進めば、10年後には、どうなってしまうんだろう。
今までのような一般木造住宅は、建てられない時代がくるかもしれません。
そうなると弊社のような、主に一般木造住宅向けの建材の
製材をしているところも困っちゃいますねー。
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2011年10月11日|
いやー釣りするにはいい季節になりましたねー。
またまた行ってまいりました。
今度は恵那の阿木川ダム朝一から入り、最近はまってる練り餌を使っての吸い込み釣り。
この仕掛けだと色々釣れて面白いのです。
なんといっても餌で釣るのですからルアーとは違いあまりボウズはないのです。
このつり始めてからボウズは一度もありません。
ポイントに入りまずは餌づくり、いろんな粉末状の餌を配合し高鳴る気持ちを抑えながら丹念に練り練り!
僕はロッド2本、シノブ君もロッド2本各々準備が整ったところで第一投目、
シノブ君は下流目に2本、僕は上流側に入れました。
待つこと十五分くらいかな、シノブ君にあたりがきました。
ツンツンその後強烈なあたりが来たところで、合わせに入ります。
ロッドをもってせーのホイ、
つれたのはニゴイ君25センチはあろうか、嬉しい最初の一本目になりました。
僕はかなり後から一本目を上げ
「ちぇっ!つまんねーの」
の連発。
彼はどんどん釣上げて行きます。アタリバンバン。
「いいなぁー」
お昼も過ぎたころからアタリが少なくなって、
昼飯でも食うか。
今回はアウトドア用のバーナー持ってきたのでその場でお湯沸かして、ラーメンに舌打ち。
いつも食ってるけど秋晴れの下でのラーメンは格別。
「うまい!」
なんだかんだで、色んな話もしながら夕刻が迫って4時を迎えるころまたアタリが戻ってきました。
またもやシノブ君のロッド。
ラインの糸ふけを取ろうとリールを巻いていたらしい、
そこにアタリがきて合わせたすると写真のとおり40オーバーのフナ君、
デカかったし重かったみたい取り込みまでかなり時間かかってたな、
彼はこの日40オーバーフナ2本も揚げた。
その後僕もポイントを下流に一本投入し様子を見たところ、
来ちゃいましたね!
41センチのバス君
鯉より嬉しかった。
ほんとから言うとルアーで釣らないといけないかもしれないけど、食いついたから仕様がない。
太陽が山に沈んだころ竿納めとしました。
今回釣った魚種 バス、フナ、ニゴイ、ワカサギ、ハス。
皆さんもお暇がありましたら釣りに出かけたらいいと思います。
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2011年10月06日|
お久しぶりです!
お陰様で忙しくすごしております♪
さて、この2週間のあいだに
いろいろとブログに掲載したいと思うことがあったのですが
何だか忘れていましました(汗)ので・・・・・
最近、各方面で何かと話題になっているバンドを紹介します。
林業女子会でも話題になっていて
先日、美容師のお兄さんから
「CDは、七宗の道の駅の横にある蕎麦屋の兄ちゃんに聞けばあると思うよ!」
との情報を聞いて、さっそく入手しました♪
主に加茂郡七宗町出身の方々が中心となり活動されていて
東白川村弁で言うところの
「誰か山を手入れせよよ!ヒノキもスギも泣いとるでよ!」的な
田舎や自然に対して、メッセージ性の高い歌詞が評判のようです。
弊社の音楽番長、タイチくんも太鼓判の
✡かむあそうトライブス✡
気になった方は、七宗の道の駅「ロックタウンプラザ」でお尋ねください♪
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2011年09月27日|
現在、GYAOというヤフーの動画サイトにて放送中の「火天の城」を鑑賞しました。
物語は熱田の宮大工、岡部又衛門が信長に命ぜられ三年で丸ごと山を城にしろと、あの安土城築城までを描いた映画である。
僕は、意外と歴史が好きでしてこういった作品には目がないのよね。
映画の中で主人公演ずる西田敏行さん(又衛門)は、とても木を大事にしている場面が随所にあった、その中で「一本一本の木の声を聞くんじゃ」「南側で育った木は城の南側の材料として使え、そうすればどんな風雪にも耐え1000年2000年と時を越えいき続ける」
これを聞いたときは、すごく感動しました。
現に僕は木を扱う仕事に携わっていて毎日何気に数十本、数百本もの木を製材して恥かしながらそんな風には思ってませんでした。
以降少しながら木に対する見方が少し変わったかな....
この木節が多いな、おそらく南側の木じゃないのかとか、この木どの方角で使われるのかなとか。
そしてこの映画の見所はなんといっても安土城を支える通し柱の場面、そのために又衛門は、ヒノキを探しに木曽へ行き長さ八間、二尺五寸角の樹齢2000年を越えるご神木とも言える木を、当時まだ敵地であった木曽へ一人で乗り込んで何とかそれを頂くに行く場面。
ヒノキなんてどこにでもあるような気がしてたけど、やっぱ木曽ヒノキが選ばれるところを見ると質も香りも耐久性もどこをとっても最高なんだなという気になった。
今回のこの映画でいろんな事を思わされました。
皆さんも興味があったら見てくださいね。
長さ八間、二尺五寸角?今の数字にすると長さ16メートル、75センチ角?って言うこと?
わからないことは、房国くんに聞きましょう。
ではバイナラ!
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