完成した納材物件に出逢う。まさに林業屋、製材屋にとって仕事冥利に尽きる瞬間です。こちら、2017年5月31日に完成した、東京大学総合図書館別館の地下1階「ライブラリープラザ」。フロアの天井に使われた2,200本の杉は、東白川村の大口地区から産出され、当社で製材させていただいた製品です。天井の中央は地上にある噴水の底の部分にあたり、キラキラ揺らめく光が差し込むことで、木材と相まってなんとも言えない優しい空間となっています。立木の状態から何度も設計士、施工者の方々と打合せを重ね、20人近い人数で進められた2年掛りでのプロジェクトとなりました。
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